トップとも直接話せる、大家族のような集団
HDC営業部 マネージャー
渡辺 信二郎
2009年入社
インタビューは2021年2月時点のものですエー・ビー・シー開発ってどんな会社?
学生の方はまだ具体的に想像できないかもしれませんが、ある程度の規模の会社に就職した場合、一緒に働く社員同士でも定年まで会ったことがない人がいるということが珍しくありません。実際、私が以前に勤めていたメーカー企業も全国に拠点を持ち、何万人もの社員がいたので、実務で接する人以外はほとんど知らないような状況でした。
しかし、エー・ビー・シー開発は売り上げが百数十億円という事業規模に比べて、社員の数は比較的少ない。拠点も大阪と東京の二箇所で、大阪本社は3フロアに集まっているので、仲間の顔がいつも見えるんです。しかも、個性的で人間味にあふれた面々ばかり。まるで家族のように賑やかに、楽しく働くことができています。
また、社長とだって直接話ができることにも驚きました。仕事に関することはもちろん、親睦会のような席では役員も若手社員に混じってゲームにも参加する。前職では社長の顔なんて何年も見ないのが当たり前でしたから、とても新鮮でしたね。縦にも、横にも距離が近い。それが、エー・ビー・シー開発の大きな魅力だと思います。
私のキャリアパス
2009年 中途入社驚くほどフレンドリーに迎えてもらい、あっという間に馴染めました。転職したことによる不安や後悔を感じることがほとんどありませんでした。
2012年 はじめての海外社員旅行創業40周年を記念して、社員みんなでハワイ旅行へ。ただし現地で全員が一緒に過ごしたのは全社ディナーパーティーのときだけ。残りの時間は個人行動が許される自由さが印象的でした。
2013年 新規会場の立ち上げグランフロント大阪の開業に合わせ、HDC大阪をオープン。テナント誘致や販売促進計画の立案など、立ち上げ全体の業務に関わったことは大きな経験に。
2015年 ミラノへの視察世界最大規模の家具見本市である「ミラノサローネ」を視察。住関連ビジネスの最新トレンド、デザインに触れることで多くの刺激をもらいました。
現在の仕事内容と、そのやりがい、面白さを教えてください!
現在はHDC(ハウジング・デザイン・センター)営業部のマネージャーとして、施設の運営や管理、PR、既存テナントへのサポート、新規テナントの誘致などをチームメンバーとともに行っています。
私たちが売っているのは具体的なモノや情報ではなく、出展するテナントにとっての展示・販売・商談を行うための空間であり、機会です。企業にとって必要なものではありますが、代替の効かないものではない。それが出展していただく難しさであると同時に、やりがいにもつながっています。お役に立つためには、テナントの意向や考えをきちんと理解しなければいけません。私たちのテナントは誰でも知っている全国区の大手企業から、地元で商いをされている地域密着型の企業、急成長を遂げている企業などさまざまです。そして多くの場合で、意思決定権を持った社長や重役の方とお話をすることになります。これらの方々と直接コミュニケーションができて、企業の歴史やビジョン、時には戦略や成功の秘訣、悩みや世間話などもお聞かせいただけるので、かなり刺激的です。成功した企業のやり方、トップの考えなど、なかなか聞く機会がないことを聞ける醍醐味があります。
今後の目標を教えてください
2018年にエー・ビー・シー開発が、朝日放送ホールディングスの一員となり、その中で仕事の進め方にも少しずつ変化が生まれはじめています。たとえばグループ各社横断型のプロジェクトが立ち上がっているのもそのひとつ。テレビ局、映像制作会社、デジタルコンテンツのプロダクションなど、それぞれの強みを持つメンバーが各社から集まり、新規事業をともに進めていく。その中には私たちエー・ビー・シー開発の若手メンバーも参加しており、随分と刺激をもらってきているようです。彼らの充実した顔を見られるのは、マネージャーとしても嬉しいですね。こうした取り組みは人材のスキルアップ、社員同士の化学反応による相乗効果にますますつながっていくのだろうと期待しています。もちろん、自分もその一翼を担うべき立場であり、求められる人材でありたいと思っています。
就活生へアドバイス
業種や仕事内容だけではなく、自分で感じたそこの企業の社風(文化、価値観)、働く社員の印象、雰囲気なども重視して選んでみるのがおすすめです。たとえ同じ会社に入ったとしても、配属された部署や職種でまったく違う仕事をするケースはたくさん。「どの業界に入る」や「何の仕事をしたいか」だけではなく、「どのような会社で過ごしたい」かもぜひ考えてみてください!